月の裏側
2014.05.06
恩田陸 著「月の裏側」を読みました。
九州のとある水郷都市に呼ばれた一人の男性が、
そこで起こった行方不明事件(不明者は失踪時の記憶を
無くして戻ってくる)の真相を探るお話。
街の人々が一部、どこかおかしい、
行方不明後、人としての「何か」が変わってしまっていて、
それは水の堀に関係しているようで…。
真相に近づくにつれて、
周りの人や街全体の環境が変わっているのに気づく…。
戻ってきたら、どこか違う人になっているよ…?
なんか死んだ後燃やしたら骨が残らないみたいよ…?
一瞬みんな一斉にまったく同じ行動を取るよ…?
みたいな、じわっとホラーです。
水ってなんか怖い。
雨の日にオススメな一冊です(笑)