モザイク
2011.12.10
田口ランディ 著 『モザイク』を読みました。
主に渋谷と、精神病院を舞台にしたお話です。
SFのようで、現実世界を強烈に突いているような、
ふとした時に不安になるよなー、こうゆうこと。
という内容です(全然伝える気がない)
携帯電話を軸として、電磁波が人々に及ぼす影響。。。
便利な事が当たり前になっている世の中、それが生まれた時からある若者。
そういえば、私が高校の時ですら携帯電話もパソコンも
そんなに普及してなかった(田舎だから?)のに、
このスピードは確かに怖い。
今の若者はやる気がないーか。。。昔は良かったーか。。。
そりゃそうなんだろうけど、それを若者に強制したり、
それを理由に叱咤するのもなんだか可哀想な気がするのだがなー。
なんかいろんな問題が盛り込まれていて、漠然とこれからが不安になる。。。
自分が産んだ子供だって理解できない時代なわけですよ。
個人的には好きなテーマでした。
あと、主人公の女性がかっこ良かった。今話題の「家政婦のミタ」さんに似てる。
女性のほうが強いって話、昔から多いよねー私は全然強くないんだけど。
羨ましい。