乱反射

2012.03.13

貫井徳郎 著 『乱反射』を読みました。

 

日頃、誰でもふとした瞬間に起こしてしまう、モラルの欠如。

その小さな罪が連鎖して幼い命が奪われてしまう…というお話。

 

登場人物はみんな普通の人(より私的に嫌いなタイプが揃ってるw)で、

ちょっとずつの自分のモラルのなさが起こした事故(人災)を突きつけられて、

みんながみんな、保身をする様が描かれています。

非常に胸糞悪い人間が描かれているので、読んで後悔しますw

 

なんというか…本当に最悪の偶然が招いたんだけど、

振り返ると、ひとつやふたつやっちゃってる事だよなぁ。。。と思う。

 

というか、ふと思ったけど、こんなにもモラルを問われながら生きていく民族?も少ないんだよね。

豊かな国だからこそ、社会に守られて生きていき、みんながお互いに役に立って生きている。

だから、直接的に「悪いことをした」と指摘されるより、「社会に反している」と言及されると、

異常なまでに拒否反応を示してしまう傾向があるように感じるなぁ。。。

 

ちなみに、歩きタバコの人が道路にツバ吐いてるのを見ると

本気でイラっとするのですが…自分もいろいろやらかしてる(酒)ので

おぉぉぉぉぉ。。。人のこと言えない。。。。。。。まずは自分が、だね。

 

にしても、子供を失う親を見るのは、小説の中でもかなりシンドイわ。

選ばないように気をつけよう。。。はぁ。

乱反射