月の裏側

2014.05.06

恩田陸 著「月の裏側」を読みました。

月の裏側

九州のとある水郷都市に呼ばれた一人の男性が、

そこで起こった行方不明事件(不明者は失踪時の記憶を

無くして戻ってくる)の真相を探るお話。

 

街の人々が一部、どこかおかしい、

行方不明後、人としての「何か」が変わってしまっていて、

それは水の堀に関係しているようで…。

 

真相に近づくにつれて、

周りの人や街全体の環境が変わっているのに気づく…。

 

戻ってきたら、どこか違う人になっているよ…?

なんか死んだ後燃やしたら骨が残らないみたいよ…?

一瞬みんな一斉にまったく同じ行動を取るよ…?

みたいな、じわっとホラーです。

 

水ってなんか怖い。

雨の日にオススメな一冊です(笑)

警察署長

2014.04.21

スチュアート・ウッズ著「警察署長」、

2ヶ月くらいかかってようやく読み終えました(涙)
警察署長

↑ア○ゾンで別々に買ったら上下デザイン違くなった(笑)

 

外国の方の名前って覚えにくくないですか?

俳優さんとかも顔と名前一致しないんですが…

加えて登場人物が多い…

 

しかもなんと、1巻後半で「警察署長」、

けっこうアッサリ亡くなります!

しかも2代目「警察署長」が人として最悪すぎて萎える…

3代目「警察署長」も微妙な経歴だし、

とにかく一筋縄ではいかない話です。

 

全体的に斬新!の一言。

途中まで読むの辛かったけど、ラストはジェットコースターのようです。

 

殺人、失踪事件、人種差別、政治、虐待、

いろいろ詰まっててお腹いっぱい。

特に人種差別に関しては目を背けたくなるシーンがいっぱいで、

一人でアウアウアー言ってました。

日本でもヘイトスピーチが問題視されてますね。

差別、カッコ悪い。

 

海外ミステリーは慣れるまで時間がかかりそうです…

またチャレンジしやす。

象と耳鳴り

2014.04.21

久しぶりに更新だー。

例によって内容がまったく伝わらない読書感想を。。。

 

恩田陸 著「象と耳鳴り」を読みました。

象と耳鳴り

主人公、関根多佳雄を軸とした日常ミステリーの短編集で、

タイトルになっている「象と耳鳴り」のあとがきにあった

恩田さんが「象って怖くないですか?」の理由として、

赤江瀑さんの短編集「八雲が殺した」中の

「象の夜」というお話が挙げられていたので

気になってこちらも読んでみました。

 

どちらも面白かったんですが、

私は物理的に踏まれる以外に象は怖くないです(笑)

無宗教だからか。。。

 

「象と耳鳴り」の主人公とその息子の思考回路がスゴすぎた。。。

恩田さんのもっと怖いやつ読みたいなー。

 

赤江瀑さん作品は初めて読んだんですが、なかなか怖くて面白かった。

こうゆう、地味めなホラー好きです。

今度他の見つけたら読んでみよう。

六番目の小夜子

2013.07.13

恩田陸 著「六番目の小夜子」を読みました。

六番目の小夜子

知ってる人は知ってますね。むかーし、ドラマでやってました。

鈴木杏・栗山千明・山田孝之。。すでに活躍してたんですね…

 

三年に一度、決められた「小夜子」が、みんなに気づかれないように

いろいろな行事を実行して成功させたりしなかったりして

十何年も続いてきたんだけど、その年(六番目)は小夜子が2人出てしまい、

転校生「小夜子」とその周りで不思議な事が巻き起こる、プチ青春ホラー。

 

読み終わっても、解決しない部分は残るんだけど(笑)

途中、小夜子を題材にした演劇(選ばれた小夜子が脚本を書く)が入るんだけど、

ちょっとコックリさんっぽくてめっちゃ面白いです。

恩田さんのこうゆうセンスが好きだなー。

 

でもそろそろ、「ユージニア」的なすげー怖いのが読みたい今日この頃。

また読み返してもいいかな。

オー・マイ・ガアッ!

2013.07.13

浅田次郎 著「オー・マイ・ガアッ!」を読みました。

オー・マイ・ガアッ!

ラスベガスで、偶然隣の席に座った他人同士3人が

大当たり(ジャック・ポット)で5400万ドルを出して、

賞金獲得のためにすったもんだ繰り広げるコメディ。

 

3人だけでなく、ギャンブルに強いおばあちゃんや

運営会社側のスタッフやトップの石油王とか

年寄りおじいちゃんの殺し屋とか出てきて

そこがどう繋がってハッピーエンドになるか。。という感じです。

 

単純に楽しめるだけでなく、ギャンブルにまつわる心構えや、

ラスベガスとはどういう場所か。。など勉強になります。

(どうせ一生ご縁はないのだが。)

 

浅田次郎作品を久しぶりに読んだけど、

ホントにいろんな幅の作品を描ける人だよね。。。

今度は感動モノを読んで、心の洗濯をしたいわー。

 

ちなみに、「僕は人生についてこんなふうに考えている」も読んだ。

テーマごとに小説の引用が出てくるんだけど、

ムシャクシャした時に読むといいかもしんないです。

私が語りはじめた彼は

2013.05.25

三浦しをん 著「私が語りはじめた彼は」を読みました。

私が語りはじめた彼は

一人のおっさん学者の不倫、離婚、再婚をめぐって、

女性たち、その子どもたちが血みどろの争いを広げる中、

そこに巻き込まれるいろんな人の視点から

おっさん学者について語られていくというお話。

女性たちが怖いです。。。

こうゆう女のドロドロの感じはあまり好きではないのですが、

文体とか流れとかズレていく時系列とか飽きさせない感じでとても面白かったです。

 

ついでにエッセイ「しをんのしおり」も読みました。

BLとかBLとかBLとか宝塚とかバクチクとかの話。

普通に笑えたしいろいろ勉強になりました。

世の中にはいろんな人がいるもんだ。

しをんのしおり

さくらももこのエッセイもまた読みたくなったなー。

藁の楯

2013.05.15

木内一裕 著『藁の楯』を読みました。

 

表紙がめっちゃ映画推しwww

藁の楯

犯人の清丸役は藤原竜也さんですね。

カイジに引き続きクズ役ということで話題沸騰のようです。

 

んで、その清丸が女の子に暴行して殺して、

女の子の祖父がとんでもない金持ちだったので

10億の懸賞金をかけて清丸を殺させるという話。

 

その清丸を警護するのが、上にドドンと載ってる

大沢たかおさん演じる銘苅一基。

 

映画版とはまた違うんだろうけど、やっぱり面白かったです。

すぐに読み終わってしまった。

 

なんせ警察官も看護師もみんな敵だからね。

しかも悪いのは清丸だしね。もう何回も早く死ねと思うよw

 

ちなみに、作者の木内さんは「ビー・バップ・ハイスクール」描いた漫画家さんなんだそうな。

一回だけ読んだけど、割り箸が鼻に刺さってて痛そうだった印象しかないよー。

あと聖子ちゃんカットだらけ。。。

 

映画もDVD出たら観ようかな。

松嶋菜々子の役どころも気になるし。。。ドーベルマン。。。ワン。。。

不安な童話

2013.05.15

恩田陸 著『不安な童話』を読みました。

 

ある美人画家の生まれ変わりだと告げられた女性。

 

彼女は自分がハサミで誰かに殺されたという記憶があり、

その画家が絵をあげてと遺言を残した人物に会ってまわり、

何が起こったのか、画家の息子と真相を解いていくお話。

 

めちゃくちゃスピード感あって、話が二転三転して面白かった。

不気味な絵ばかり描く美人画家、しかも海辺でハサミで殺されるなんて。

 

素敵な表紙だと思ったら、イラストはあの酒井駒子さんじゃないの!

いいなぁ。。今度画集でも買おうかしら。

不安な童話

猫と針

2013.05.15

恩田陸 著『猫と針』を読みました。

 

友人の葬式の帰りに集まった同級生男女5人が

その場で席を外した人の事を言い合い、

昔の事件や、今回逝去した同級生について、

お互いを探って微妙な空気が流れ。。のミステリー脚本。

 

本当に普通に脚本だったので、新鮮で懐かしかったです。

キャラメルボックスが公演やったみたいです。

http://www.caramelbox.com/stage/nekotohari/

いいなぁこの覇気のない顔w

 

あと、小説家である恩田さんが脚本を書く上での苦悩など盛りだくさん。

(ある意味そっちのが面白かったかもw)

 

暗転とかスポットライトとか喪服とか、

地味なセットの感じが想像できて、とても楽しかったです。

 

演劇、、観に行きたいわぁ。ってもう7年くらい言ってる。

猫と針

モダンタイムス

2013.05.06

伊坂幸太郎 著 『モダンタイムス』を読みました。

 

プログラム・システム会社で働く、

不審な失踪をした同僚が残した手がかりから、

あるキーワードで検索すると、

次々と危険に巻き込まれ、

浮気を疑って本気で拷問屋を雇う妻やら

不思議な力やら昔の事件やら

いろいろ絡まって謎を解き明かしていく話。

 

スピード感もあり、ハラハラして爽快で

伊坂さんらしいハッピーな作品でした。

 

『魔王』の続編とのこと。。覚えてないので軽く読み直そう。

モダンタイムス